岩沼物語
神社と花と空港のあるまち・宮城県岩沼市から、新鮮な話題をリアルタイムでお届けします。


プロフィール

早坂 健一

Author:早坂 健一
宮城県岩沼市在住、30代♂。
ネット界では岩沼№1の有名人(おそらく)
人口は増えたけれど活気がなくなった岩沼市、それを何とかするために、ささやかながらお手伝いさせてもらいます。
大は1機200億円(岩沼市の予算1年分より高いです)の飛行機から、小は昆虫や花まで、ネタは豊富なつもりです。

989-2456 宮城県岩沼市松ヶ丘1-7-2
メールアドレス hayaichi@saturn.dti.ne.jp



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岩沼市の防災講演会
「東日本大震災を考える ~津波被害の特徴と教訓~」と題した講演会が行われました。
今年で9回目の防災講演会、過去に地震や津波の話もあって、それが現実のものになりました。

今年の講師は東北大学の今村文彦氏、津波工学のスペシャリストで、震災後にさまざまな場所で提言・コメントをしている人です。
講演の内容は、すでにマスコミなどで公表されている彼の提言やコメントをひとまとめにしたもので、見慣れている人にとっては目新しいものはありませんでした。
私は講演開始直前に会場に入り、前の方の席に座らせられましたが、偶然にも隣にいた人が今村氏でした・・

印象に残ったのは、多くの人が見たであろう津波写真の解説でした。

Massive earthquake hits Japan > boston.com
http://www.boston.com/bigpicture/2011/03/massive_earthquake_hits_japan.html

2枚目:仙台空港滑走路に津波が押し寄せている写真

 津波の先頭部分で、真ん中が少し遅れています。
 よく見ると海の方に名取市北釜の屋敷林(居久根)があり、屋敷林が津波の威力を弱めたために速度が遅くなりました。

6・7枚目:名取市北釜の海岸に津波が押し寄せている写真

 海岸線上にある波は高さ10メートルぐらい、まさに「水の壁」が押し寄せています。
 その向こうにはいつもどおりの「青い海」が広がっていて、もし海の上で津波にあったとしてもほとんど被害を受けないそうです。

18枚目:岩沼市相の釜に津波が押し寄せている写真
 
 集落や屋敷林のないところでは一足早く津波がやってきて貞山運河に達し、集落があるところでは少し遅れています。
 集落はまわりより標高が高いところにあるので、そこで津波が遮られて威力が弱まっています。
 また、貞山運河でも津波が下降・上昇しているので、津波の威力が弱まっています。

講演は写真解説から「多重防御」の提言につながっていきました。
よく言われるハード面だけでなく、「経験を受け継ぐ」「記録に残す」などのソフト面も含めた提言でした。
「見慣れた写真からこんなにたくさんの解説を引き出すなんて、さすが世界に通用するプロだなあ」と感心させられました。
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テーマ:宮城県 - ジャンル:地域情報

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